pucasensei’s blog

https://twitter.com/pucasensei

毎日5時間YouTubeを見続けた私の現状【ネット依存症】

「君と話してると、宇宙人と会話してる気分になるね」

 

アルバイトをしていて、ある時店長から言われた一言。

 

私「それどういうことですか?」

店長「指摘したことを理解してくれないし、君の言うことも訳わからないし」

私「努力します」

店長「条件反射的に返事するな。君は物事を考えなさ過ぎる

 

学生時代を振り返ると、他のメンバーとの連携が取れず、チームに貢献できていないことがほとんどでした。

 

その理由がほとんど、

私が物事をまるで考えていない

 

今振り返ってみて、その問題の根幹は

ネットに転がる無思考で見れるコンテンツ(動画)を摂取し続け、思考する場面に立つ回数が激減したため

だと考えました。

 

目次

 

生活スタイル

高校生・大学生と、私は1日5時間以上動画を視聴していました。

 

この生活になった理由は、以下2つになります。

 

何かのコンテンツに触れていないと不安になる

熱中できるものが無い

 

集団活動を除き、私には自分独自でやりたいことがありませんでした。

そのため、「何かをしていないと不安になる。でも、なるべく脳を使わず楽なことをしたい」、そう考えた時「動画視聴」を時間の過ごし方として選びました。

何かにハマった時は動画視聴のことなんて微塵も考えませんでしたが、その熱が冷めると、時間が動画視聴に使われていきました。

 

現在起きている問題

論理的な話についていけない

複雑な思考を行う回数が明らかに足りていません。そのため、感情ベースで意見していいもの、あるいは自分が知っているもの、にしか会話に入っていけません。また、なにかを発言するのが怖いという思いから臆病になり、積極性も徐々に失われていきました。

 

ボケーっとしてる

常に頭が回っていない感覚があります。そのため、ワンテンポ反応が遅れます。

 

人の話を疑わない

一見聞こえはいいですが、与えられる情報を全て正しいと思い込んでしまいます。そのため、人から「〇〇だと私は思うけど、あなたはどうですか?」と聞かれても、話の意図がつかめず、Yesマンと化します。

 

勉強をしない

自分の内面を磨くための読書・勉強を面倒臭いと思ってしまいます。つまらないことをするくらいなら、動画視聴に逃げたいと潜在的に考えてしまいます。

 

集中力がない

1つのことに意識を注ぎ込むことができず、すぐに脳が疲れる感覚があります。例えば、勉強していても1時間で飽きてしまいます。

 

上記問題が起きており、特にグループ活動が求められる場面で痛感します。

 

気づき

しかし、動画漬けの日々を過ごす中で、以下のような発見もありました。

 

・動画を「見たい」から見ているわけではなく、「ある」から見ている(時間がないと「見たい」ものを見る)

・動画視聴から2時間離れることで頭のモヤが取れる

ハマるものができると全く動画視聴しようとも思わない

 

浪人時代、ニコニコ動画を退会し全く動画を視聴していませんでした。その際、下手な息抜きがなくなり、オンオフの切り替えの質の高まった成功体験があり、私にとって動画を視聴しないことは非常に有意義なものでした。

 

しかし、その成功体験があるにもかかわらず、なぜ今も失敗し続けているのか?

 

熱中しているものがなく、時間を持て余している

 

これに尽きると思いました。

 

そこで、私が考えたネット依存症の治し方は、「いかに熱中できるものを持つか」です。強制的にネット世界から自分を遠ざけることも1つですが、一度PCを触ると元に戻ってしまうと思います。 

今からできること

ブログを書く

更新頻度、記事数もまだまだですが、自分の考えをアウトプットするこの感覚はかなり爽快です!ブログの大先輩たち曰く、記事を書く中で自分の得意な分野・ジャンルが分かってきますし、書くネタを探す時間も楽しいです。早く熱中できるものを見つけたいです!

 

強制的に環境を変えてみる

一時的にしか効果はないですが、定期的に実行するのは良いと思います。動画サイトをセキュリティソフトでアクセス禁止に設定したり、資格試験など無理やりデッドラインを設けることでなんとなく過ごす生活に危機感を与えてみる、のも手だと思います。