pucasensei’s blog

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新卒1年目、私が失敗ばかりする2つの理由

入社して4ヶ月、一生懸命働いていますが、同期の中で私だけが毎日怒られています。

 

そんなある日、次長に言われました。

 

「会社はね、君が自分勝手に〇〇商店として働く場所じゃないんだ」

 

組織に属して働くって何なんでしょうか?

私が怒られた点を中心に考えてみます。

 

目次

 

不備を起こす人間の特徴とは?

責任意識が無い

他者とコミュニケーションが取れていない

 

これが原因の根本です。

 

私の他にもミスばかりする先輩がいるのですが、

同じミスを何度も繰り返すという共通点があります。

 

なぜ私はミスを繰り返してしまうか?

ミスが最終的にどんな事態(リスク)に結びつくか理解していないからです。

 

では、なぜ私はリスクを理解できない/しないのでしょうか?

それは、「〇〇すればバレない/大丈夫」という勝手な判断が許される、と考えているからです。

 

つまり、

①社会人としての自覚が薄すぎる(×自責の念)

②自分の判断を周囲に相談しない(×主体的なコミュニケーション)

 

原因が分かったところで、生き方・行動を急には変えられません。

でも、どうせなら周囲から愛される人間になりたいものです。

 

そのため、(1)責任意識、(2)主体的なコミュニケーション、なぜこの2つが大切かをポイントだけでも見ていってください!

 

会社はチームプレー

「ルールを逸脱してはダメ」の理由

★ポイント★

①自分を守れなくなる

②自分のミスは、組織のミスになる

 

会社で働いていると、理解しがたい業務のルールに数多く出会います。

 

私:「これ守る意味ある?」

 

意味が無いと決めつけ、自己判断で行動し、取り返しのつかないミスをする。

私の場合、大半がこのミスです。

 

では、会社はなぜややこしいルールをたくさん設けるのでしょうか?

社員一人ひとりが会社の看板を背負っているからです。

 

私たちが個人事業主なら自由に行動できますが、

会社員である以上、顧客は「〇〇会社△△担当のあなた」に用がある訳であって、「あなた個人」に用がある訳ではありません。

また、会社もあなたに好き勝手やって欲しく無いからこそ、ルールをたくさん設けて縛っているのです。

 

逆に言うと、ルールを守ることは下記の点において大切になります。

(1)ルールに従うことで行動の正当性を主張できる

(2)あなたのミスは会社のミスとなる

 

みんなキャラを演じている

★ポイント★

会社のために時間を使う意識を持つ

 

新しく異動してきた課長からこんな話を聞く機会がありました。

 

「会社では、皆んなそれぞれの立場から物事を判断してるのよ。だから本当は言いたくないことでも、課長として皆の前で発信しないといけない場面もある。」

「コミュニケーションが苦手でも、営業時間は周囲とコミュニケーションを取ってほしい。要は、会社にいる間は会社のために時間を使ってほしいし、そういうキャラを演じても良い。」

 

つまり、責任意識とは、自分の立場を客観視し、それに見合う行動をとることだと考えます。

 

相手に「伝える力」

★ポイント★

「流れ」を意識する

 

怖い育成担当者によくこう言われます。

 

「物事は、相手に言った言わないじゃなくて、相手に伝わったかどうかだから」

 

例えば、お客様にリスクを説明したにも関わらず、しばらく経って「そんなん聞いてない」とクレームに発展するケースがあります。

これは、お客様の理解度に合ったリスク説明がなされてなかった事が原因です。

 

また、チームミーティングで、責任者の話が長く言いたい事が分からないケースもあります。

これは、「要は〇〇」と整理して話さない事が原因です。

 

つまり、相手や場面に応じて、他者を思いやった話し方ができているかが大切です。

 

他者を思いやる話し方とは何でしょうか?

話の流れが伝わるよう話すことです。

 

 

では、何をすればそんな話し方ができるでしょうか?

とにかく準備をすることです(笑)

 

その上で、下記ポイントを注意してください。

 

・短く区切って話す

丁寧に話そうとしすぎると、何言いたいかわからなくなるので簡潔に!

・「あの」、「その」と言うのをやめる

言いたいことの内容量を自ら減らしてしまうし、焦っていると相手に見られます。

 

相手に「寄り添う」

★ポイント★

相手に確認を取る

 

営業の場面に立つと、お客様から「そんなに焦らなくていいよ」と言葉をもらう時があります。

今みたく、新人ならまだしも、2年目でこれを言われたくはないです。

 

また、私は、自分が良いと判断したことは、相手も良いと感じるだろうと思い込む癖があります。

気づけば、顧客の意向を確認することなく一方的に話を展開することも。

 

つまり、相手に「寄り添う」こと無しには営業できない、ということです。

 

では、「寄り添う」とは何でしょうか?

それは、相手に確認をとることです!

 

そこで、下記2点について押さえましょう!

①物事を整理できる

お客様の前で焦ってしまうのは、(1)スキルの無さ、(2)話の展開が自分でも分かっていない、ためです。

スキルは経験でカバーするしかありませんが、話の展開を顧客に正しく明示することは、結果として自分が物事を整理するのに役立ちます。

②相手の真意を掴める

相手から言われたことは大事にすべきですが、それが要望の100%だとは限らないです。

なぜ?を深く聞いていく中で、本当の要望が分かります。